半纏の中に掛けるポシェット 千代掛。
平安時代の装束にもみることができた柄で仕立てました。
「千代掛」の名前の由来は、初代がオリジナルで作り出した「千代田袋」の『千代』を取って千代掛と致しました。
お祭り姿や浴衣など、懐入れに最適なサイズの和柄ショルダー小物入れです。お祭り時の雨や汗などから中に入れた物が濡れない様、弱耐水性の裏地を使用してます。また、側面にパイピングを施して、しっかりとした形状を出します。 芯地にスポンジを挟んで、手触りもソフトに仕上げました。
大変多くのお祭り好きの方に、ご愛用頂いております。また、懐に掛けるタイプですので、温泉地での浴衣姿でお出かけ時や、海外旅行時のパスポート入れなど防犯用にも役立ちます。
網代とは、檜などの植物を、細く薄く加工した物を材料として縦横交互に編んだ物の総称で、 敷物のような平面的な物や、籠や笠のような立体的な物がそれにあたります。
網代文様は、桧垣文様や三崩し文様とも呼ばれ、檜垣は、古来より文様化され、 着物や調度品などの意匠に用いられ、すでに平安時代の装束にもみることができます。
また、江戸時代に上演された能の装束には、 この檜垣の文様があらわされています。
檜は、昔から高価なものとしても知られていて、 檜の板を張った舞台は檜舞台といわれています。
能楽や歌舞伎など、幕府公認の劇場だけだったようで、 その舞台に立つことは、俳優たちにとって一流として認められたということを 意味していました。
そこから、「檜舞台に立つ」という言葉がつくられたそうです。
当方の受け止め方で網代は、一流の証と意味する柄なのでしょう。
雨の多い鳥越祭の氏子だから考えました。
裏地に合皮を使って雨や汗などから、お札やタバコ、携帯電話を防ぎます。
こちらは、横型です。
※画像は別の柄を使用してます。
横型・縦型ファスナーには口元にYKK製ファスナーを施してます。
パイピングを仕様して
綺麗なシルエットの形成と耐久性を維持します。
※色は、柄によって異なります。
長さ調節可能の丸紐です。
※画像は、別の柄を使用している場合がございます。
■サイズ(外寸)およそ
[横型]縦13x幅18.5xマチ1.3cm
[縦型]縦17x幅14.2xマチ1.3cm
■素材
[本体]表/綿100%(プリント) 芯地/ウレタン 裏地/合皮または、ナイロン
口元/YKK製金属製ファスナー(横型、縦型ファスナーのみ)もしくは、
樹脂製ボタン(縦型ボタンのみ)
[紐、パイピング]アクリル
■付属
なし(化粧箱入れは終了致しました)
※仕様変更のお知らせ
材料の生産終了に基づき、芯地を厚くと裏地を薄く変更致しました。
外観は変わりませんが、よりふっくらした手触りとソフトな仕上がり、軽量になりました。
仕様変更は、お誂えから開始し、既成柄は徐々に変更していきます。